培養室では、「浮遊微粒子」、「VOC (揮発性有機化合物)」、「紫外線(UV)」を低減させることが求められます。
当院では、ホコリや細菌などの微粒子を低減させるために、高度な陽圧を保ち、循環式HEPAフィルターを24時間稼働させています。
さらに、精子や卵子、受精卵に悪影響を与えるVOCを除去するために、VOC除去フィルターをインキュベーターにつながるガスラインに接続し、 また空間循環式のVOC除去フィルターを設置して室内の空気をキレイにしています。
また、培養室内に入る光は全てUV lessのLED光源を用いています。
天井照明や手元灯はもちろん、顕微鏡やクリーンベンチ、PCモニタや各種機器の表示液晶まで全てにUV lessのLEDを使用しています。
さらに万が一の停電に備え、非常用バックアップ電源も設置し、安心安全な培養環境を実現しています。