培養室(LAB)

Research & Innovation

研究/開発

我々は文献や学術集会などで最新の知見を収集し、その知見に基づいて技術を鍛錬し、より良い治療成績を目指しています。 胚培養士間、胚培養士と医師の間では、成績の向上のためにディスカッションを行い、日々変化があります。 当院の胚培養士は、蓄積したデータを国内外の学会等で積極的に発信しています。

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当院は、男性不妊に対する治療、特に無精子症におけるTESE(精巣内精子採取術)およびTESE-ICSI (精巣内精子使用顕微授精)を多く行なっており、世界でも有数の実施件数を誇ります。我々は、この経験から得られたデータを集積・解析し、新しい試みを世界に向けて発信することで、生殖医療のレベルアップを図ることができ、我々にはその使命があると考えています。そのため、学会発表をルーチンワークの一つとしており、全員が国際学会も視野に入れて発表を行なっております。開院して8年間で26名(在籍のみ)の胚培養士が発表を行なっており、10名は国際学会での発表も経験しました。これも極めて稀なことですが、経験することが大きな自信となり、さらにお互いが良い刺激になり向上心が高まります。さらに全国でのシンポジウムやハンズオンワークショップでの講師も数多く経験し、全国の胚培養士の育成にも尽力しております。また、社会的な啓発活動などにも活躍の場を広げ、生殖医療と胚培養士の認知度の向上にも寄与したいと思い活動しています。もちろん、胚培養士と医師のみならず、看護師を含めたコメディカルチームも同様に活動しております。